東近江市議会 2017-12-11 平成29年12月定例会(第18号12月11日)
基本方針の方向性には、防災対策と減災対策が掲げられており、防災対策には、適切な河川の維持管理、効果的・効率的な河川整備、多様な主体で取り組む流域貯留対策があります。 1点目、八日市新川広域河川改修事業について。 八日市新川については、平成4年から23年の歳月を費やし、ようやく平成28年3月に国道421号より下流側の暫定通水が実現いたしました。
基本方針の方向性には、防災対策と減災対策が掲げられており、防災対策には、適切な河川の維持管理、効果的・効率的な河川整備、多様な主体で取り組む流域貯留対策があります。 1点目、八日市新川広域河川改修事業について。 八日市新川については、平成4年から23年の歳月を費やし、ようやく平成28年3月に国道421号より下流側の暫定通水が実現いたしました。
県は、流域治水政策の道しるべとして、「滋賀県流域治水基本方針 水害から命を守る総合的な治水」を策定し、従来までの対策プランに対して、1、流域貯留対策、河川への流入量を減らす調整池・ため池等、2番目、はんらん源減災対策、はんらん流を制御・誘導する水害防備林、土地利用規制、3番目に、地域防災力の向上対策、防災教育、防災訓練など、「ためる」・「とどめる」・「そなえる」施策に取り組んできています。
川の外の対策としては、大きく3点、まず「ためる」、いわゆる流域貯留対策であります。調整池、グラウンド、森林の土壌、水田、ため池での雨水貯留など、急激な洪水流出を緩やかにする対策が挙げられます。
県の流域治水基本方針では、河道内で安全に流下させる対策、流域貯留対策、氾濫原減災対策、地域防災力向上対策の四つの対策を通じて洪水を防ぐとされています。 また、長浜市街地における集中豪雨の対策として、洪水量の減少と湛水時間の削減等が期待できる長浜新川の整備促進、関連事業である鬼川、大井川バイパス整備事業の早期着手に向けた調整などが求められています。